株式会社串カツ田中ホールディングスの2018年11月期2Q(3月~5月)決算説明資料です。
主幹事証券会社 | 大和証券 |
証券コード | 3547 |
東証マザーズ | 2016年9月14日 – |
2018年11月期2Q決算説明資料
目次
2018年11月期 第2四半期業績
店舗推移
2Qでは直営13店舗、FC15店舗で合計28店舗を出店。年間予算は55店舗。直営店では関東圏以外で6店舗出店している。
店舗数
出店店舗数の内訳を見ると、直営店は30店舗予定のところ13店舗で予算に対する進捗は43%。一方、FCは25店舗予定のところ15店舗で予算に対する進捗は60%。
エリア別店舗数
エリア別店舗数では、直営店×関東圏が68店舗、FC×関東圏が81店舗、直営店×関東圏以外が17店舗、FC×関東圏以外が28店舗。
今2Qで直営店で関東圏以外に6店舗出店しているのは、割合としては多い。
現状の業績動向(ハイライト)
前年同期比では売上33.7%増、経常利益は8.0%増。通期計画に対する進捗は約45%。
半期と通期(累計)を一緒にグラフに並べるのはどうなんだろう。。
現状の業績動向(売上高内訳)
前年同期比33.7%の売上成長のうち、直営店売上の寄与が25.2ptで残り8.5ptがFC店舗(売上高+ロイヤリティ収入+その他売上)の寄与。
現状の業績動向(ハイライト・前期比較)
ジワジワと売上総利益率が改善している。(2016年11月期2Q:59.5%、2017年11月期2Q:61.5%、2018年11月期2Q:62.0%)
経常利益率が販管費の増加によって8%台なのは、通期計画通り。
既存店売上高前年比推移
前回あった「上期平均」の数字欄がなくなった。。
現状の業績動向(ハイライト・予算比較)
現状の業績動向(ハイライト・予算比較)
通期予算に対する進捗は40~45%だが、半期予算に対してはほぼ100%なので、計画通りに進捗している様子。
季節変動はないけど、11月に「串カツ田中の日」あるからな。。
株主還元
前年と同様、2Q時点では配当予定は「未定」。
(参考)四半期業績の推移
2016/11 2Q | 2016/11 3Q | 2016/11 4Q | 2017/11 1Q | 2017/11 2Q | 2017/11 3Q | 2017/11 4Q | 2018/11 1Q | 2018/11 2Q | |
売上高(百万円) | 982 | 1,030 | 1,121 | 1,085 | 1,420 | 1,470 | 1,553 | 1,496 | 1,854 |
経常利益(百万円) | 102 | 93 | 127 | 80 | 170 | 125 | 143 | 83 | 187 |
経常利益率 | 10.4% | 9.1% | 11.4% | 7.4% | 12.0% | 8.5% | 9.3% | 5.5% | 10.1% |
2018年11月期 重点施策
顧客満足度の追求
禁煙化(全席禁煙:180店舗(92.3%)、フロア分煙:12店舗(6.2%)、喫煙可(立呑業態):3店舗(1.5%))
平成30年6月1日から、ほぼ全店で全席禁煙化。6月の結果は、既存店前年同期比97.1%だが、客数は102.2%と増加、客単価は95.0%と減少。
既存店の収益維持・向上
客層別 利用シーンの拡大
- 家族
- 家族(お子様連れ)
- 家族(中・高校生連れ)
- 三世代利用
- 学生
- サークル利用
- 男性グループ
- 女性グループ
- 日常利用
- 会社員
- 職種別
- 男性グループ
- 女性グループ
- 接待利用
- 外国人
- 日本在住
- 観光客(ツアー)
- 観光客(個人)
顧客満足度の追求
串カツ田中に関わる従業員、加盟店企業様の満足度が、顧客満足度の向上につながる。
各セクションでの満足度追及を図り顧客満足度の最大化を目指す。
教育強化
串カツ田中アカデミー(KTA)
社員の役職別に企業理念・ホスピタリティ、部下育成・店舗管理等の約30講座を整備
串カツ田中研修センターの設立
サービスレベルを更に向上し、年間55店舗の出店を行っていける体制の構築
ホールディングス化(2018年6月~)
ホールディングス化で、串カツ田中は株式会社串カツ田中ホールディングスへ。
近隣店舗のご紹介
店舗名 | アクセス | TEL | 営業時間(平日) |
銀座店 | 銀座駅・新橋駅から徒歩8分 | 03-6264-5094 | 16時~翌5時 |
上野御徒町店 | JR山手線 御徒町駅から徒歩5分 | 03-6240-1994 | 17時~翌2時 |
上野6丁目店 | JR山手線 御徒町駅北口より徒歩3分 | 03-6240-1794 | 17時~翌5時 |
新橋店 | JR新橋駅SL広場より徒歩3分 | 03-6457-9484 | 15時~翌4時 |
新橋駅前店 | JR新橋駅烏森口より徒歩2分 | 03-6264-5430 | 15時~翌4時 |
赤坂店 | 千代田線 赤坂駅より徒歩3分 | 03-6277-6694 | 17時~翌5時 |
免責事項及び将来見通しに関する注意事項
参考資料
沿革
2002年の創業からしばらくは通常のデザイナーズレストランや割烹を経営。2008年に串カツ田中1号店をオープンしてそこから単一ブランド展開をスタート。
当社の理念
企業理念:串カツ田中の串カツで、一人でも多くの笑顔を生むことにより、社会貢献する
目標:全国1,000店体制を構築し、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とすること
事業系統図
直営店とFC店舗の2タイプがある。FC制度は2011年から開始。
串カツ田中ブランドの特徴 1/4
『串カツ田中ブランド』
- 他店の串カツとの差別化を図ったこだわりの商品
材料、調理の方法、味にこだわることにより、他店の串カツと差別化 - お客様を笑顔にする接客
商品とサービスを組み合わせ、お客様との接点を増やすことで、老若男女のお客様に楽しんでいただけるお店づくり - 活気に溢れる大衆的な店舗
活気に溢れ、誰もが入りやすい、大阪下町の大衆食堂(酒場)の雰囲気を意識した店舗
串カツ田中ブランドの特徴 2/4
串カツの核となるソース・揚げ油・衣のレシピは社外秘。取締役副社長の「田中」洋江氏が父親から受け継いだ田中家の味を大阪の西成から東京に持ってきたもの
串カツ田中ブランドの特徴 3/4
FC展開だからこそ、理念の浸透・教育等は最も重要な要素。従業員が笑顔で楽しくやりがいを感じて働ける環境づくりや、社員総会イベントを実施している。
串カツ田中ブランドの特徴 4/4
- 一階の路面店に出店
- 間口を広くし、ガラス越しに店内の活気や賑やかな様子が外にも伝わるよう設計
- 遠くからでも店舗が一目でわかるデザイン(大きな白いテント看板)
- 個室や席ごとの間仕切りを設置せず開放的に
- 誰もが入りやすい大衆食堂(酒場)の雰囲気
成長戦略
【長期目標】
全国1,000店舗体制構築を目指し、『串カツ田中』の串カツを、日本を代表する食文化に
【中期的な成長戦略】
持続的な成長の実現と集英危機版の強化を図る
- 既存店売上の維持向上
- 新規出店の継続、出店エリアの拡大
- 衛生・品質管理の強化・徹底
- 人材採用・教育強化
- 経営管理体制の強化