モバイルクリエイト株式会社の成長可能性に関する説明資料です。
主幹事証券会社 | 野村證券 |
証券コード | 3669 |
東証マザーズ | 2012年12月19日 – 2013年12月25日 |
東証1部 | 2013年12月26日 – 2018年6月27日(※) |
(※)2018年7月2日に共同株式移転の方法により 完全親会社となる「FIG株式会社」を設立し、FIG株式会社が東証一部上場しています。
成長可能性に関する説明資料
会社の概要
会社概要
本社は大分県です。大分県の上場企業は10社程しかありません。
設立は2002年12月27日です。ちょうど10年でIPOしました。
従業員数は76名です。IPO時の従業員数としてはやや少なめです。
経営理念
経営理念は、システム構築を通じ社会のユビキタス化に貢献する、です。
会社沿革
売上規模は、N期(申請期)基準で20億円弱です。
事業の全体イメージ
全体のシステム構成図では、MVNO事業者の立ち位置と、トランシーバーの製造者という立ち位置があるようです。
主な商品の概要
主力の商品は、業務用無線システムです。「ボイスパケットトランシーバー」
NTTドコモ「FOMA」回線を利用したデータ・音声通信システムです。
主な商品の概要
続いて、バス運行管理システム「バスロケーションシステム」とタクシー配車システム「新視令」です。
主な商品の概要
そして電子決済システムも提供しています。
事業の概要
収入形態は、商品の受注・開発・納入におけるフロービジネス(発注・納品毎に売上計上)とNTTドコモネットワークを利用したサービス利用及び保守管理におけるストックビジネス(利用実績、メンテナンス作業に応じて売上計上)があります。
事業の概要
フロービジネスの主な売上項目は、システム開発・販売・導入や端末機器販売・設置で、主な費用項目は機器開発(人件費、外注費)や機器等仕入れです。
売上に占める割合は、2012年5月期で79%です。
事業の概要
ストックビジネスの主な売上項目は、各種サービスの月額利用料で、主な費用項目は、システム開発・運営やパケット通信網利用、回線帯域、クラウドサービス利用、地図情報利用です。
当社の強み
当社の強み
当社の強みは、
- 次世代無線システムの提供
- 高い信用力と豊富な導入実績
- 安定かつ持続的な収益の獲得
です。
当社の強み
次世代無線システムの提供とは、
- 携帯電話パケット通信網を使うボイスパケットトランシーバー(実用新案登録済)
- ネットワーク、通信機器、ソフトウェアの3領域をカバーする高い技術力
- 必要なシステムをワンストップで一括導入。業務効率化、費用削減を実現
- システム開発から導入、通信・アプリケーションの提供、保守管理までフルサポート
です。
当社の強み
高い信用力と豊富な導入実績とは、
- 最大手地図会社と大手通信・クラウド会社との資本提携に裏付けられた高い信用力
- 日本全国500社以上、約23,000台(2012年8月末現在)を超える豊富な導入実績
- 高い品質と安定性が求められるパスの運用管理システムを納入
です。
当社の強み
安定かつ持続的な収益の獲得とは、
- ソフトウェアと通信インフラの利用料・保守料を月額利用料で回収するASP型事業を展開
- ストックビジネスの割合を増やし、業績の安定成長を目指す
です。
成長に向けた事業戦略
今後の事業環境
世界のあらゆる機器間通信(M2M)は、モバイルネットワーク経由へ。
世界中に無線システムのニーズが高まることで、IPv6、小型、オンラインイノベーションが新たな市場を創造します。そして、M2Mビジネスの重要性が高まります。
今後の事業環境と経営戦略
当社の戦略は、
- アナログ無線廃止に伴う買替需要獲得
- 他のデジタル無線サービスからの乗換需要の獲得
- 販路拡大のため代理店数拡大を強化
- 低初期費用、低ランニング費用、全国エリアの広域化で掘り起こす非無線車両を新規開拓
です。
今後の事業環境と経営戦略
トラック向け無線システム市場での顧客数拡大が業績を牽引。
今後の事業環境と経営戦略
アナログ無線廃止の需要獲得、圧倒的な利便性による乗り換え需要の獲得
今後の事業環境と経営戦略
バス・タクシー市場に加え、店舗への導入拡大が成長のカギ
2013年5月期 通期業績予想
2013年5月期は売上10億積んで、28億予想。
業績見通しに関する注意事項
まとめ
上場後の初値は公開価格3,000円に対して、7,000円が付きました!