株式会社インベスターズクラウド(2018年4月1日に株式会社TATERUへ社名変更)の成長可能性に関する説明資料です。
主幹事証券会社 | SBI証券 |
証券コード | 1435 |
東証マザーズ | 2015年12月3日 – 2016年12月6日 |
東証1部 | 2016年12月7日 – |
成長可能性に関する説明資料
目次
会社概要
会社概要
設立から10年を切って上場です。今は社名変更して、株式会社TATERUとなっています。
監査法人を記載するのは、珍しいですね。
営業拠点
東京の本社以外にも、仙台オフィス、名古屋支店、大阪支店、福岡支店と全国に営業拠点を広げています。
沿革
売上のグラフと思いきや、施工棟数です。
拠点を増やしながら順調に伸ばしていて、この先の成長もイメージしやすいです。
経営理念
「ネット」×「リアル」の新しい不動産サービスを。
不動産テックを想起されます。
事業概要
事業内容
アパート経営プラットフォーム「TATERU」の開発、運用。
TATERUのアパート経営の流れ
- 土地を選ぶ
- 建物をタテル
- アパート経営
自社開発した5つのクラウドシステム
アパート経営プラットフォーム「TATERU」は、5つのクラウドシステムによって構成されています。
それによって、土地情報の提供から、デザインアパートの企画、施行、賃貸管理まで、ワンストップサービスの提供をしています。
5つの自社システム
ひとつめは、CLOUD DMPです。アドテクによる広告展開で、ユーザーを集客しています。反響数は800件以上/月です。
(※)DMP(Data Management Platform)とは、インターネット上の様々なサーバーに蓄積されているビッグデータや自社サイトのログデータなどを一元管理、分析し、最終的に広告配信などのアクションプランの最適化を実現するためのプラットフォームです。
5つの自社システム
ふたつめは、CLOUD ESTATEです。約12,000社の不動産業者の土地情報を管理しています。
5つの自社システム
みっつめは、CLOUD SALESです。見込み客への営業活動を効率化します。
5つの自社システム
約12,000社の不動産業者とユーザーを直接マッチングします。
累計1,000件を超えるマッチング実績があります。
5つの自社システム
4つ目は、CLOUD ARCHITECTSです。複雑な工数管理をクラウドで簡略化。取引業者との受発注もすべてここで完結します。
5つの自社システム
そして5つ目は、CLOUD PROPERTYです。管理戸数8,000室、オーナー数800名以上を支える賃貸管理クラウドです。
スマホで、いつでも、どこでも、アパート経営できます。
売上 / 経常利益 / 経常利益率
売上は申請期の基準で146億円です。申請期の売上伸長率は低いですが、IPO後の着地見込みは200億円弱と大きく伸ばしてきています。
経常利益率は6~7%ですが、9億円、14億円(見込み)とマザーズIPOには十分は水準の利益を出しています。
現預金 / 借入金・社債 / 推移
申請期に借入金・社債を返済して無借金にしています。借入先は日本政策金融公庫をはじめとした金融機関でした。
アパートオーナーの特徴
ユーザー(アパートオーナー)はインターネット世代のため、20代~40代で会社員が最も割合が高いです。
成長戦略
成長戦略
成長戦略は、アパート経営プラットフォーム「TATERU」を更に強化することです。
成長戦略
具体的には、株式会社FORMLAと共同でIoT商品を開発してアパートに導入する、TATERUの拡張。
また、リノベーション分野で横展開します。
将来見通しに関する注意事項
まとめ
上場後の初値は公募価格1,870円に対して、3,615円が付きました!