株式会社串カツ田中の2017年11月期2Q(3月~5月)決算説明資料です。
主幹事証券会社 | 大和証券 |
証券コード | 3547 |
東証マザーズ | 2016年9月14日 – |
2017年11月期2Q決算説明資料
2017年11月期 第2四半期業績
店舗推移
2Qまでの半年間で、直営10店舗、FC10店舗を新規出店(閉店も1店舗)。今期の出店目標は40店舗。
新規出店のうち、関東圏以外が5店。愛知県(名古屋駅西口・鶴舞)、京都府(西院)、山口県(下関)、福岡県(薬院)、米国(ハワイ)
店舗数
新規出店数前年同期比較では、2016年11月期2Qも今Qと同数の20店舗を出店。
エリア別店舗数
150店舗達成
現状の業績動向(ハイライト)
前年同期比で売上37%増、経常利益は33%増。通年予算に対しても、約50%の進捗率で季節変動はない様子。
通年の業績グラフに2Q半期を入れるからわかりにくい。。
現状の業績動向(売上高内訳)
前年同期比37%の売上成長のうち、直営店売上の寄与が28.5ptで残り9.2ptがFC店舗(売上高+ロイヤリティ収入+その他売上)の寄与。
現状の業績動向(ハイライト・前期比較)
FC店舗のロイヤリティ収入も含むので概算になるが、商品原価率は約40%。つまり、粗利60%で、販管費54%で営業利益6~8%に営業外収益でFCからの協賛金収入が入って、経常利益が10%。
既存店売上高前年比推移
予算上は、既存店売上は2%減で計画しているが、上半期は前年と同水準をキープしている。
現状の業績動向(ハイライト・予算比較)
新規出店数の予算比較では、予算では23店舗出店のところ、20店舗の出店と3店舗分ビハインド。(年度予算に対しては50%の進捗)
現状の業績動向(ハイライト・予算比較)
売上高・利益の予算に対する進捗は順調
株主還元
2017年6月15日の定時開示にて、株主優待の内容を変更(200株以上の優待内容を追加)
(参考)四半期業績の推移
2016/11 2Q | 2016/11 3Q | 2016/11 4Q | 2017/11 1Q | 2017/11 2Q | |
売上高(百万円) | 982 | 1,030 | 1,121 | 1,085 | 1,420 |
経常利益(百万円) | 102 | 93 | 127 | 80 | 170 |
経常利益率 | 10.4% | 9.1% | 11.4% | 7.4% | 12.0% |
2017年11月期 重点施策
2017年11月期 重点施策
- 組織体制の見直し
店舗数増加に伴い、営業部を本部制に変更。営業本部のもとに東日本営業部・西日本営業部・業務推進部を配置。 - 既存店の収益維持・向上
商品・サービス・クリンリネスのブラッシュアップ。 - 顧客満足度の追求
より顧客満足度を高める戦略を実施する。 - 新規出店の継続、出店エリアの拡大
都心への出店加速、地方都市への出店。 - 教育強化
串カツ田中アカデミーの開校。
①組織体制の見直し
西日本営業部を新設したため、名古屋・大阪・福岡等の出店が進んだ。
②既存店の収益維持・向上
覆面調査の回数を毎月1回から3~5回へ増加し、より現場の実態把握を可能にする。
衛生検査の回数を3回/年から4回/年に変えることで、衛生への意識を強化する。
③顧客満足度の追求
プレミアムフライデー企画で、通常の金曜日と比較し、プレミアムフライデーは売上が平均20%増加した。
④新規出店の継続、出店エリアの拡大
今まで出店できなかった極小物件に立ち呑み業態を出店し、出店ペースをより加速させる事が可能に。
⑤教育強化
串カツ田中アカデミー(KTA)
現場でのOJTとは別に、全社員対象で役職に応じた学びの場を提供し、技能・知識の習得を促進。約30講座を整備。入社時から店長になるまでに必要な研修を受けることが可能に。
出店計画
今期予想の出店計画では、直営店16店舗、FC店24店舗の合計40店舗を新規出店予定。
近隣店舗のご紹介
店舗名 | アクセス | TEL | 営業時間(平日) |
銀座店 | 銀座駅・新橋駅から徒歩8分 | 03-6264-5094 | 17時~翌2時 |
上野御徒町店 | JR山手線 御徒町駅から徒歩5分 | 03-6240-1994 | 17時~翌2時 |
上野6丁目店 | JR山手線 御徒町駅北口より徒歩3分 | 03-6240-1794 | 17時~翌2時 |
水道橋店 | JR水道橋駅より徒歩5分 | 03-6380-9475 | 17時~翌2時 |
田町店 | 京浜東北線、山手線 田町駅西口より徒歩5分 | 03-6809-3094 | 17時~23時 |
赤坂店 | 千代田線 赤坂駅より徒歩3分 | 03-6277-6694 | 17時~翌2時 |
免責事項及び将来見通しに関する注意事項
参考資料
沿革
2002年の創業からしばらくは通常のデザイナーズレストランや割烹を経営。2008年に串カツ田中1号店をオープンしてそこから単一ブランド展開をスタート。
当社の理念
企業理念:串カツ田中の串カツで、一人でも多くの笑顔を生むことにより、社会貢献する
目標:全国1,000店体制を構築し、串カツ田中の串カツを日本を代表する食文化とすること
事業系統図
直営店とFC店舗の2タイプがある。
串カツ田中ブランドの特徴 1/4
『串カツ田中ブランド』
- 他店の串カツとの差別化を図ったこだわりの商品
材料、調理の方法、味にこだわることにより、他店の串カツと差別化 - お客様を笑顔にする接客
商品とサービスを組み合わせ、お客様との接点を増やすことで、老若男女のお客様に楽しんでいただけるお店づくり - 活気に溢れる大衆的な店舗
活気に溢れ、誰もが入りやすい、大阪下町の大衆食堂(酒場)の雰囲気を意識した店舗
串カツ田中ブランドの特徴 2/4
串カツの核となるソース・揚げ油・衣のレシピは社外秘。取締役副社長の「田中」洋江氏が父親から受け継いだ田中家の味を大阪の西成から東京に持ってきたもの
串カツ田中ブランドの特徴 3/4
FC展開だからこそ、理念の浸透・教育等は最も重要な要素。従業員が笑顔で楽しくやりがいを感じて働ける環境づくりや、社員総会イベントを実施している。
串カツ田中ブランドの特徴 4/4
- 一階の路面店に出店
- 間口を広くし、ガラス越しに店内の活気や賑やかな様子が外にも伝わるよう設計
- 遠くからでも店舗が一目でわかるデザイン(大きな白いテント看板)
- 個室や席ごとの間仕切りを設置せず開放的に
- 誰もが入りやすい大衆食堂(酒場)の雰囲気
成長戦略
【長期目標】
全国1,000店舗体制構築を目指し、『串カツ田中』の串カツを、日本を代表する食文化に
【中期的な成長戦略】
持続的な成長の実現と集英危機版の強化を図る
- 既存店売上の維持向上
- 新規出店の継続、出店エリアの拡大
- 衛生・品質管理の強化・徹底
- 人材採用・教育強化
- 経営管理体制の強化